引越しが終わった後
面倒な引越しが終わった後にしなければいけないことがあります。どうしても、引越しが終わった後にはホッとしてしまい後のことは疎かになりやすくなってしまいますが、引越しが終わった後にやらないとダメなことには、次の4つが考えられます。
- 転入届けの提出
- ライフラインの清算
- 各種住所変更
- 近所への挨拶
まず、新しく引越しした先への転入届けの提出は必ず行っておく必要があるので注意してください。引越ししてから14日以内と期限があらかじめ決められているので、引越しした後は早めに手続きは済ませておいた方が安心できます。
それに加えて、以前に使用していた家の電気やガス、水道といったライフラインの清算についても、まだ支払いが終わっていない場合はきちんと済ませておくようにしましょう。実印を使用する場合の印鑑登録については、引越し先の市区役所で行う必要があるので注意してください。
その他にも、運転免許証はもちろんのこと車庫証明、健康保険証、国民年金手帳、銀行口座などについても、各種住所変更の手続きが必要なものがあるので、引越しする前に一覧表を作るようにしておくと便利です。
引越しした際にはご近所への挨拶は何かあった時のためにも必要かとも思われますが、女性の一人暮らしなどの場合は却って危険なケースも考えられるので、注意してください。
以前であれば当たり前のように行われていたご近所への挨拶ですが、現在においては挨拶しようか迷う場合も多いと思います。もし、迷った場合には、不動産の人に相談してみと良いでしょう。
荷物を壊された場合
殆どの人が引越しをする場合には引越し業者に依頼することになると思いますが、プロの引越し業者にお願いしたとしても、荷物を壊される可能性がゼロとは言い切れません。万が一、荷物を壊されたり、傷つけられたりした場合には、すぐ引越し業者に申し出るというのが大切なことになってきます。
もし、荷物の破損が作業中に確認できた場合には、まず作業員に伝えるようにします。その際には、証拠として写真を撮るようにしておくと、より確実になります。
その後、きちんと引越し業者に連絡するようにして、保障内容を話し合うようにしてください。しかしながら、残念なことに、誠実に対応してくれる引越し業者は少ないのが現実となっています。
大手の引越し業者の場合においてはクレーム担当部署も存在しているようですが、あまり一般に知られていない小さな引越し業者などの場合はそのまま引き伸ばされることになったり、結局はうやむやにされてしまうケースもあるので注意しなければいけません。
引越しの契約を行う場合には、万が一、荷物の破損トラブルに対してどこまで対応してくれるのか、荷物の破損に対して保険は掛けているのかなどといったことをきちんと確認することが大切になってきます。
もし、引越し業者が自分が思っているような納得のいく対応をしてくれない場合は、消費生活センターに相談するという方法もあるので、覚えておくようにしましょう。